武富整形外科ブログ

2016.07.22更新

僕も治療方針についてその通りだと思うニュース読売からの記事から一部引用させてもらいます。名前の読み方は同じですが、雲の上の新見正則先生がイグ・ノーベル・ドクター新見正則の日常と言うコラムを書いておられます。いつも読んでなるほどとうなずかされます。非常にたとえがわかりやすく記載されているのです。今回「人はいろいろ」というタイトルで些細なことの積み重ねが健康にはとても大切と説いておられました。確かに同じ病気であっても気持ちの持ち方で治療効果も全然違うと言うことを経験します。ガンの治療法についてエビデンスのある医療(外科治療、抗がん剤治療、放射線治療)で治らなければ、限界と感じ緩和治療が始まると言うことになります。そこから些細なことの積み重ねでその後大きく奇跡が起こったりします。新見先生の説明の上手なところは、それをスポーツにたとえて野球やサッカーでもスーパースター(がん治療で言う外科治療、抗がん剤治療、放射線治療)がいても負けることがあるし、たとえいなくても勝つこともある。そうですよね!僕もサッカーのワールドカップが大好きですが、必ずしも下馬評の高いチームが勝ち進むわけではなく、スーパースターのいないチームが意外と勝ち進んだりしますよね!新見先生は、スーパースターを使うのは当然であって本当に必要なことは些細な努力の組み合わせであると述べられています。医療の世界も最近は、やたらガイドライン、エビデンスが幅をきかせていますが、治療しているとそれに当てはまらない人もいます。特に痛みを主に扱う整形外科としては、気持ちの持ち方で大きく治療成績が変わる気がします。病気はかかりたくてなる人はいないと思います。仲良く病気と付き合って、たった1回しかない人生をいかに楽しむかが大切ではないでしょうか?

 

投稿者: 武富整形外科

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