今地方の医師不足に対して、厚生労働省が今まで離島や僻地に限っていた遠隔診療を、昨年8月に一般的に保険診療を認めると指針を出しました。これによってコンピューターやテレビ電話を用いて僻地でなくても直接診療できることになります。最近セミナーの案内も送られてくるようになりました。もちろん患者さまを直接触れることができないデメリットはありますが、動けなくて訪問診療を受けられない人や忙しくて出張が多い人などにもかかりつけで診療することができます。交通費や通院時間も短縮され、インターネットの力は改めて凄いと思います。これで治療を受けられない人の問題点が全て解決するとは思いませんが、高齢化や核家族化が進行している現在、より診療の機会を得やすくなるのではと思います。