土曜日にエコーの講習会に行ってきました。いわゆる四十肩や五十肩になって動きが悪くなった肩関節に対して、今までは全身麻酔をかけて内視鏡というカメラを使って授動術という手術をして肩関節の動きをよくしていましたが、首の神経ブロックをして肩の神経を麻痺して肩関節の袋を愛護的に破ることにより動きを良くするという方法が少しずつ広まってきています。今まで入院が必要であったものが必要でなくなり、切らなくて治療ができるのもかなり魅力的です。医学全体を見渡しても内視鏡で胃がんや大腸癌も取れるようになってきたり、バイパスも血管経由でできたりとどんどん侵襲が少なくなってきて外科医の出番が少なくなってきています。外科医の必要性が無くなるとは思いませんが、技術力があればますます患者さんにとっても医療費にとっても良い時代が来そうです。医者になって25年になりますが、びっくりするぐらいに手術方法や薬が変わりました。整形外科も手術後すぐリハビリもできるようになりましたしリウマチや骨粗鬆症、鎮痛薬なども効果が高くなっています。もちろん値段もですが・・・めまぐるしく変わるためついていく方も必死です。\(;゚∇゚)/振り落とされないように、頑張っていきます。(@Д@;)