小林麻央さんが、34歳という若すぎる年齢でこの世を去られました。海老蔵さんもお話しされていましたが、小さいお子様を残されて旅立つことは、さぞかし無念だったでしょうし、甘えたい年頃のお子さんの心痛もとても言葉に表現できないと思います。医療の仕事をしていると、命を突然に奪っていく病気をたびたび目にします。愛する人に去られ、残された家族にとって本当にむごい仕打ちと思います。かたや最近は、人知れず亡くなっていく孤立死も増えていると言われています。「遺品整理屋は見た！」を読むと死後死臭が漂うまで放置されている現状は身につまされます。昔と違って近所付き合いもほとんどなくなり、身内もいない一人暮らしでは十分あり得ます。高齢化社会をむかえるに当たってなんとか公的なものも含めてセーフティーネットが構築できればと願っています。
