先週末鹿児島で学会があり、最終日にサボって(;^_^A前々から行きたかった知覧特攻平和会館に行ってきました。「きけわだみつのこえ」「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」を始め数々の戦争のものを読んできましたが、特攻隊員の遺書を見ると涙なしでは見られなかったです。17歳から23歳までの若い人達が、とても出撃直前の若者とは思えないほど達筆、冷静かつ端的に家族への思いを書かれている文章能力は目を見張るばかりです。自分自身振り返って、高校生の頃にはとても幼稚で書けないと思います。250kgの爆弾を抱えて操縦もままならずほとんどの方が敵艦に当たる前に亡くなったと聞いています。特攻隊員並びにご家族の無念さを考えると無謀な作戦を立てた上層部が許せません。無益な戦争を引き起こさないためにも修学旅行などを通じて日本の数多くの若者に読んで欲しいと思います。シリアも含め大人達の私利私欲のため罪もない子供達が戦争に巻き込まれて亡くなっていく世界は来ないのでしょうか?