海外旅行をしていると食べ物や品物が日本のほうが安いと思っていましたが、この前日経新聞の記事を見て愕然としました。世界6都市にあるディズニーランドの入場券が、日本が世界一安く、本家本元のカリフォルニアのほぼ半額だそうです。当院に来られる外国人にも人気の100円ショップのダイソーもタイではほぼ倍の値段、中国製が多いので中国の方が安いと思いましたが、なんと現地では153円になるそうです。言い換えると日本人の購買力低下、外国人にとっては買い物天国ということになります。記事では、日本の賃金が1997年を100とすると2018年は90.1と先進国では唯一ずっと右肩下がりが続いています。これは由々しき事態で、優秀な人は、高収入を求めて海外に流出し、移民を迎えたくても低収入だと来られない可能性があると思います。ニテコも中国資本に買い占められて、価格が上がり、地元の人達が1時間以上もかけて通勤している事もニュースになっていました。今回も歳入が少ないため赤字国債を発行することが決定されました。国と市町村の借金がどんどん膨れ上がっています。人口減少、高齢化が進んでいく中、政治家やマスコミはどのような形で日本の未来を導くのか具体的にロードマップを提示して早急に対策を立てて欲しいと思います。