パレードの法則って知ってますか?先週土曜日の研修会で、学びました。経済において全体の数値の大部分は全体を構成するうちの2割の要素が残りの8割を生み出しているという理論で、80:20の法則とも呼ばれます。以前本でも読んでいたのですが、今回のほうがピンときました。言い換えるとビジネスにおいて、
・売上の8割は全顧客の2割が生み出している。
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。
ということなのです。研修会では、AKB48の上位2割のメンバーの売上が総売上の8割の売上を占めていました。僕が読んだ本では、その作家の先生が発行した本の種類2割で売上の8割を占めていました。パレードの法則を調べてみると、イタリアの経済学者ビルフレッド・パレート(1848~1923)が1880年代の欧州の経済統計から「個人の所得額」と「その所得額以上の所得を得ている人の数」との間に見出した法則だそうで、2020年になっても通じていることに驚きを覚えるとともに、1日の時間配分について考えさせられました。誰にでも平等に与えられている1日24時間を、いかに効率よく使うののか、仕事のどの部分に集中すると良いのか、この歳になってやっと気付かされました。限られた人生だからこそ有意義に過ごしたいです。