自転車で走っていると、この時期、金木犀の良い香りがします。最近日本は、春秋がなくなっているような気がしますが、桜を見ると春を、金木犀の香りを嗅ぐと秋を感じます。小さな花ですが、香りは良いですね!調べてみると江戸時代に中国から入ってきて雄株しか入っていないので、種はなく基本的には挿し木で増やすそうです。花言葉も、「謙虚・謙遜」「気高い人」「真実」「陶酔」「初恋」とたくさんあるようですが、僕としては最初と最後の「謙虚・謙遜」「初恋」がぴったりきます。謙虚に小さな花をつけて心を和ませてくれますし、一度匂いをかぐと忘れないという意味で初恋はぴったりです。人間社会では、コロナや災害が起こっていざこざが絶えないですが、自然は忠実に毎年四季折々を繰り返してくれます。自転車で走っていて、六甲山系を見ると、自然は心を和ませてくれると同時に、あまりにも雄大で、人間のちっぽけな欲望や紛争など取るに足りずと思ってしまいます。今日も天気が良いです。みなさまもたまに周りの景色を見て心も目も休めてみてはいかがでしょうか?