大阪都構想の結果を踏まえてYahoo ニュースの横山信弘さんの記事がありました。経営コンサルタントの視点から記事を書かれているのですが、本当にその通りだと思います。記事を抜粋すると
「これまで通りの努力をすれば、私たちは現状を維持できる」という勘違いである。企業の生産性も、政府が打ち出すコロナ対策も、DX(デジタルトランスフォーメーション)の浸透度も、先進国の中で我が国日本は大幅に遅れをとっている。いくら世界第3位の経済大国とはいえ、日本が先進国の最後列にいることは疑いもない事実である。すでに「衰退途上国」であることを自覚し、現状を維持するためには相当の努力をしなければならないと知るべきだ。
まさしくデメリットのない改革などない、反対派はそのデメリットだけに焦点を当てれば良い!対案などなくてもよい。国会の論戦もほぼそれに近くなっています。改革をするのには、エネルギーも必要ですし、メリットばかりではありません。長い目で観て何をすべきか政策・経営方針において考えるとべきだと考えています。最近ポピュリズムは、本当に良いのかと思うことが多くなりました。アメリカの大統領選挙もしかりです。痛みを伴っても断行するのが政治・経営だと思います。最後の締めくくりの言葉が印象的です。
かなりの覚悟をもって臨まなければ、ほとんどの改革案は否決されるか、骨抜きにされるのだ。歴史のある組織ほどそうだ。私たちは「下りのエスカレーター」に乗っていることを、決して忘れてはならない。