昨日、兵庫県保険医協会で新規開業セミナーの講師を務めてきました。コロナのこの時期に開業するって本当に勇気があると思います。レジメの内容よりもクリニック経営の大変さに重点をおいて説明してきました(@Д@;)開業してまだ1ヶ月ぐらいなのでまだ本当の恐ろしさ(笑)は分からないと思いますが・・・でもその中で、自分でも心掛けているのですが、当院が患者さん中心に医療を行っていることを再認識できました。正直な話、今の保険制度では、日本全国どこで行っても同じ保険収入しか得られません。極論にはなりますが、賃料と人件費が安くて、詰め込みで処置や検査、投薬をすれば収入が上がります。僕も経営者なので霞を食べて生きていけるわけではなく、その気持ち痛いほど分かります。でも当院では、20分1単位のリハビリのために30分をしっかり取っていますし、投薬も検査もできるだけ最小限にし、レントゲン被爆もしなくて良いものはエコーを駆使しています。昨年だけでも利益が1000万円減り、今年も消耗品も増え、通院間隔も伸びているためかなり減収です(T△T)患者さんからワクチン接種予約が取れない、スタッフがワクチン接種ができないなどで自院でするしかないとコロナワクチン接種医療機関の登録もしました。しんどい中でもスタッフや患者さん、友人達が応援メッセージ寄せてくれるので、災い転じて福となすの精神で、兵庫県一の採算度外視で患者さんやスタッフのためのクリニックを作ってやろうと持ち前の負けん気の強さがムラムラと湧いてきました。ピンチをチャンスに変えるっていうことは、このことですね!潰れた時は、一文無しになった時とお考え下さい(;^_^A