武富整形外科ブログ

2021.09.17更新

NHKスペシャル「開戦 太平洋戦争〜日中米英 知られざる攻防〜」で避けられた太平洋戦争を見て、再度特攻隊員の出撃前の心境が知りたくて、水曜日にスカイマークが格安のため、弾丸で知覧平和記念館に行ってきました。鹿児島空港からほぼ100km近く一般道を走行して行ったため、かなり疲れました(;^_^Aまず特攻隊員が過ごした三角兵舎を見ました。半地下で、林の中にカモフラージュのため埋もれた形であり、兵舎内も薄暗く、洗面所、トイレ、風呂もありません。お国のために死なせる若者に対してあまりにも簡素で、言葉も出ません。毛布をかぶって泣いている若者も多く、枕も涙で濡れていたことが多かったそうです。少年兵は、14歳から招集され、17歳まで訓練、家に帰れるのは、1年に1回ぐらいその後特攻に駆り出されたそうです。あまりにも酷すぎます。平和記念館に入ると、遺書と遺影が所狭しと飾られています。全員10代から20代前半でした。性能の悪い飛行機に、重い爆弾を抱えて、敵艦に体当たりなど成功する確率などほとんどありません。そんな事実は、おそらくほとんど伝えられず、精神論だけで特攻させられていたと思います。達筆な遺書の端々に、敵艦を沈める勇ましい言葉があります。未来ある若者をあえて犬死させた上層部、終戦後も生き残っていた大本営の面々には憤りしかありません。それと同時に、平和な日本があるのは、その人達の礎があるからこそだと再認識しました。紛争が絶えない今だからこそ、当たり前の幸せに、感謝しなければいけません。軍事力での解決は、百害あって一利なしをいい加減に人類が気づく必要があるのではないでしょうか!

投稿者: 武富整形外科

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