武富整形外科ブログ

2021.09.27更新

昨年は、多くの業者が補助金が出るからと検温計やアクリル板の営業に来ました。僕自身、効果を疑問に思っていたので設置をギリギリまでしませんでした。アクリル板やビニールカーテンも設置場所により、逆に空気の対流を滞らせると考えていたからです。本来換気を第一に考えると、適切な設置場所を同定するためには、煙など使って空気の対流を考えてから設置すべきだと思います。検温計もしかりです。表在性は、季節的な要因を大きく受け、夏場は高く冬場は低く出がちだと思います。実際スタッフも脇の体温計と表在性とでは、2度以上異なったこともありました。また簡易型からタブレット形式まで多くの種類の検温計があります。測定場所や精度もまちまちではないでしょうか?それ以上にコロナ収束後には、大量の廃棄物になることを恐れています。そう思っていると「新型コロナ感染者を見つけ出すために、施設入り口の検温は有効なのか?」というタイトルで忽那賢志先生が記事を書かれていました。38度以上を感染者としてスクリーニングすると、コロナ患者の83%を見逃すとコメントされています。実際当院でも感染者の何人かは、検温ではスルーしました。みんながしているからとか、なんとなく感染対策っぽいではだめで、エビデンスに従って感染対策すべきですね!マスク、手洗い、3密を避けるの基本に忘れずに!https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210926-00256774

投稿者: 武富整形外科

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

武富整形外科 TAKETOMI CLINIC お電話はこちらから:078 -232 -7277 診療時間:月~土 8:30~12:00 13:30~17:00 休診日:水曜、土曜午後、日曜、祝日、第5土曜日