皆様は、最終回だった「日本沈没」を見ておられましたか?小松左京作のリメイク版で、話題に上ってから見始めたので、関東沈没が起こってからの視聴になりました。現代のテーマの温暖化や感染問題が挿入されており、タイムリーで非常に面白かったです。現実に起こると困るのですが、経営者としてリスクマネジメントが勉強になりました。実際仕事をしていると様々な問題が起こります。大きな問題が発生すると、パニックになりがちですが、今なんのために行動を起こすのか、当たり前の事ですが原点に帰ることが大切です。「日本沈没」では、日本国民や日本の未来のために行動する事が主眼となっていました。経済が破綻しようが、国土を失おうが、命を救うことが先決です。国民が生きてさえいれば、あとからなんとでもなります。移民受け入れがアメリカからリークされ移民が困難になったり、感染により移民の受け入れが中止されたり、日本沈没が予想より早期に起こったりと絶望的な状況が次々発生します。その中でも地球物理学者の田所博士の「海底の波動は塞がれた道をこじ開けてでも進んでくる。君もこじ開けろ!できなければ、この列島と共に国民が海に沈む」と内閣府の天海に言った言葉が心に突き刺さりました。どんな困難な状況でも、最後の最後まで諦めずに解決策を追求すると道は開ける、人生を生きていく上で大切な事を学びました。