武富整形外科ブログ

2024.08.19更新

先週末あまりに暑く、倦怠感が強かったので、(;^_^A久しぶりに溜めていた本の読書をしました。「戦士の遺書」「熱く生きた医人たち」前者が第2次世界大戦での軍人の玉砕や自決する前の遺言であり、後者は、患者さんを救うために医療に人生を掛けた医者たちの話です。最近は、仕事において労働生産性や効率化に重点が当てられていますが、仕事に対する想いや情熱が忘れ去られているような気がします。スキマ時間でバイトすることは、効率よく収入を得ることにはなりますが、言い換えると誰でも置き替われる仕事であり、単なるコマとしてしか扱われていないでしょうか?もちろん生活する上で、ある程度の収入は必要だとは思いますが、本の中の登場人物は、自分を信じ、たとえ悲劇的な結果や不遇であろうとも、自分の信念を貫き通し、人生を終えているところに、本当に人間としての生き様を感じます。早田ひな選手が、特攻資料館を訪れ、当たり前と思える有り難みを感じたいと言われたこともとても理解できます。たとえ失敗しても昔のように命を取られることはありません。絶えることのない情熱を持ち続け、自分の人生を掛けて仕事をすることが、一番の幸せではと思えるようになりました。

投稿者: 武富整形外科

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