武富整形外科ブログ

2025.02.13更新

先週の日曜日にほぼ1年ぶりでしょうか、元町映画館という本当にこじんまりした映画館で、アフガニスタンで米軍が退去する際とエルサレムのドキュメンタリー映画を観てきました。両方とも1時間強で2本連続で観ました。前者は、タリバンがカブールに進行し、芸術家達が、殺害や拷問を受けるという事で、フランスの亡命者が、フランス政府に掛け合って最初800名を救出する予定ですが、どんどん救出する人数が減らされ、最終的に20名まで絞らないといけなくなります。その間にも、助けて欲しいとあちらこちらから電話が鳴ります。当然救出できない=殺害される可能性が高いため、最後の方は、号泣しながら自分にはもう選択できないと答えるのですが、そうすると誰も救えなくなるため、選ばざるを得なくなります。その主人公の気持ちを考えると、胸がえぐられそうになります。後者は、昔のエルサレムは壁もなく、もっとユダヤ人とパレスチナ人と交流していたのが、どんどん隔離され、パレスチナ人が殺されていくことにより、互いに憎しみが形成されていく過程をとらえています。2つの映画を観て、感じたのは、人類は何度殺し合いをすれば、気が済むのでしょうか?戦争から得るものがあるのでしょうか?悲しみと憎しみだけです。今やガザやウクライナですら表面上のニュースが流れるだけで、戦争は続き、今も多くの涙も血も流れ続けています。それも一番弱い人から真っ先に・・・いつの日か人類の叡智を結集して、皆が笑顔で過ごせる世が訪れて欲しいです。

投稿者: 武富整形外科

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