令和6年度診療報酬改定について

医療情報取得加算
当院はオンライン資格確認について下記の整備を行っており、薬剤情報、特定健診情報等の診療情報を取得・活用することで、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。オンライン資格確認を行う体制を有しています。
受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
国が定めた診療報酬算定要件に従い、2024年6月1日より下記の通り診療報酬点数を算定いたします。


~ 医 療 情 報 取 得 加 算 ~
< 初診時 >
加算1 : 3点 (月に1回) - 健康保険証にて資格確認を行った場合、マイナ保険証にて資格確認を行ったが、診療情報の取得に同意しない場合
加算2 : 1点 (月に1回) - マイナ保険証にて資格確認を行い、診療情報の取得に同意した場合、他の医療機関から診療情報提供を受けた場合


< 再診時 >
加算3 : 2点 (3ヶ月に1回) - 健康保険証にて資格確認を行った場合、マイナ保険証にて資格確認を行ったが、診療情報の取得に同意しない場合
加算4 : 1点 (3ヶ月に1回) - マイナ保険証にて資格確認を行い、診療情報の取得に同意した場合、他の医療機関から診療情報提供を受けた場合


2024年12月2日より、現行の健康保険証の発行が終了します。これに伴い、様々なメリットがあるマイナンバーカードの取得と健康保険証利用をお願いいたします。
マイナンバーカードをまだ取得されていない方には、「資格確認書」が無償で交付される予定です。資格確認書には、ご本人の被保険者資格の情報などが記載されており、これを医療機関等の窓口で提示することで、引き続き、一定の窓口負担で医療を受けることができます。
なお、お手元にある有効な保険証は、2024年12月2日以降も最長で1年間使用することができます。ただし、有効期限が2025年12月1日より前に切れる場合は、その有効期限までご利用いただけます。

一般名処方加算
現在一部の医薬品について十分な供給が困難な状況が続いています。つきましては医薬品に関しまして特定の「商品名」を指定するのではなく、薬剤の有効成分の名称を基にした一般名処方(加算)を行う場合があります。
一般名処方は有効成分、効能が同じであれば患者様が自由にお薬を選んでいただけます。そのため保険薬局にて患者様ご自身の希望を確認される場合があります。一般名処方のメリットは安定供給だけではなく患者様が後発医薬品(ジェネリック)を選択することができ経済的負担が軽くなります。
当院では患者様への医薬品が安定して供給されるように取り組んで参ります。ご不明な点等ございましたら医師、薬剤師にお尋ねください。

診療報酬改定にて令和6年6月1日より点数が変更されます。
一般名処方加算1 7点 → 10点(後発医薬品が存在する全ての医薬品が一般処方されている場合)
一般名処方加算2 5点 → 8点 (後発医薬品が存在する先発品のうち1品目でも一般処方された場合)

医療DX推進体制整備加算
医師がオンライン資格確認より得た情報(受診歴、薬剤、特定健診など必要な診療情報)を診察室などで確認できる体制を整備し、診療に活用します。
医療DX推進体制整備加算(初診時 8点)
在宅医療DX情報活用加算

オンライン請求を行っております。オンライン資格確認を行う体制を有しております。医師が電子資格確認を利用して取得した診療情報を診察室や処置室等において、閲覧や活用できる体制を有しております。電子処方箋を発行する体制を本年秋頃から開始予定です。電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を有しております。マイナンバーカードの健康保険証利用について、ポスター掲示、お声かけを行っています。質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、活用して診療を行うことについて掲示しています。


生活習慣病管理料(Ⅰ)・(Ⅱ)
高血圧症、脂質異常症、糖尿病に関して、療養指導に同意した患者が対象です。
年々増加する生活習慣病対策の一環として、厚労省は令和6年(2024年)6月1日に診療報酬を改定し、これまで診療所で算定してきた『特定疾患管理料』を廃止し、個人に応じた療養計画に基づきより専門的・総合的な治療管理を行う『生活習慣病管理料』へ移行するよう指示がありました。
本改定に伴い、令和6年(2024年)6月1日から厚労省の指針通り、高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、『特定疾患管理料』を算定していた方は、『生活習慣病管理料』へと移行します。
この度の改定によって、患者様には個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』へ初回だけ署名(サイン)を頂く必要がありますので、どうかご協力のほどよろしくお願いします。
患者様の状態に応じ、医師の判断のもと、リフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合がございます。

外来感染対策向上加算
6)外来感染対策向上加算について
当院は、院内感染防止策として必要に応じて次のような取り組みを行っています。
〇感染管理者である院長が中心となり、職員一同、院内感染対策を推進します。
〇院内感染対策の基本的な考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年 2 回実施しています。
〇感染性の高い疾患が疑われる場合は、受診歴の有無にかかわらず一般診療の方と分けて対応します。
〇標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに従って院内感染対策を推進していきます。
〇感染対策に関して北見医師会と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
〇抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正に使用いたします。

明細書発行体制等加算
当院では、無償で診療明細書をお渡しています。再発行はできかねますので、なくさないようにお持ち下さい。

 

武富整形外科 TAKETOMI CLINIC お電話はこちらから:078 -232 -7277 診療時間:月~土 8:30~12:00 13:30~17:00 休診日:水曜、土曜午後、日曜、祝日、第5土曜日