武富整形外科ブログ

2017.02.22更新

この前のNHKのためしてガッテンで、骨を作る骨芽細胞から分泌されるオステオカルシンの話が出ていました。ビタミンK依存性の骨芽細胞から出ていることは知っていましたが、インシュリンの分泌を促すことまでは知らなかったです。つまりオステオカルシンの分泌を促すことは、糖尿病も良くなる可能性があると言うことですね!実際に放送でも、血液の中の大体1ヶ月ぐらいの血糖値の平均を示すというHbA1Cが下がっている症例が多かったです。まさしく目からウロコです。増やすためには、立ってつま先立ちをしてかかと落としをすると刺激され分泌されると言っていました。薬も使わず骨粗鬆症と糖尿病にも効く一石二鳥の方法ですね!ただあまりやり過ぎると膝に負担がかかるのではと少し思ってしまいました。1日の中で、歯磨きや洗面中など10回3セットぐらいなら簡単にできそうですね!頑張ってやってみましょう!

投稿者: 武富整形外科

2017.02.17更新

昨日は、高齢者の医療を考える会に参加してきました。認知症の話からフレイルについての最新のトピックスで非常に面白かったです。特に最近は、75歳未満は准高齢者と言われ、75歳以上と比べほとんどそれまでの年代と病気のかかる率もほぼ変わらないそうです。だから75歳になるまでにしっかり介護を受けないように成人病をコントロールして、運動をして準備をしておかないといけません。フレイルの簡便な定義として次の5つのうち3つを満たすと診断されるとなっていました。1)半年以内に体重が2~3kgの減少がある2)以前に比べて歩く速度が遅くなった3)ウオーキング等の運動を1回/週にしている4)5分前のことが思い出せる5)ここ2週間訳もなく疲れた感じがする、以上5つです。あと筋肉量を計るの簡便な方法として指輪っかテストで両手の人差し指と親指で輪っかを作ってふくらはぎをつまみ隙間があるようなら筋肉量が少ないそうです。皆さんはどうでしょうか?75歳以上を快適に過ごすために今から準備しておきましょう?

投稿者: 武富整形外科

2017.02.08更新

先週の日曜日に京都まで最新の医療機器フェアーに行ってきました。機械がどんどん小型化していて携帯エコーなどは、ポケットサイズにまでなっていました。Σヽ(゚Д゚○)ノまたデータを確認するモニターがタブレットになっている物が多かったです。そのうち電子カルテなどもタブレットぐらいになって診療する時代が来るのかもしれません。遠隔診療も導入されているところも多くなり、外来受診せずにテレビ電話などで診療する時代もそう遠くない未来かもしれませんね!ただ僕自身は、直接患者さまを触りたい人なので導入については???です。そのほか、絆創膏を外しやすくする液体や圧迫帯と包帯が一緒になった物など消耗品も進化していました。僕の研修医の時代は、石膏ギプスや綿包帯で巻くのに苦労した記憶があります。改めて世の中の進歩は凄いと思いました。

 

 

投稿者: 武富整形外科

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