日本人健診受診者の98%がビタミンD不足
2023.06.29更新
東京慈恵会医科大学病院中央検査部が、健診受診者5,518人の血清のビタミンDを測定したところ、98%がビタミンD不足で、測定されたビタミンは、動物由来や日光由来のものが大部分で、植物性由来のものは殆どなかったそうです。ビタミンDは、Caを吸収するのに必要です。元々日本人は、ビタミンD接種が少ないと言われているので、しっかり摂るように心がけないといけません。植物性由来は、きのこ類です。特に干し椎茸に多く含まれています。動物性由来は、かつおやサーモン、しらすが多いです。骨粗鬆症で、起こしやすい骨折に大腿骨頸部骨折があります。大腿骨頚部/転子部骨折後の死亡率は,術後3ヵ月では5.1〜26%,6ヵ月では12〜40%,1年では9.8〜35%といわれています。皆様が思っているより、予後が悪いです。骨折をしないように日々の予防が大切です。
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